2015年 02月 17日
2月16日 雨やんだり降ったり、昼食後に晴れて気持ちい春の風 朝ボローニャは雨、今日はボローニャから北へ電車で40分の街フェッラーラへ行ってきました。 電車から見える風景が雪景色ではなく、見慣れた牧草地の風景に戻っていました。 同じエミリア ロマーニャでもリグーリアの海から吹く風で内陸の山脈沿いに位置するパルマやモデナの気候と違い、フェッラーラは平野でアドリア海からの海からの風では気候が少し違う様に感じました。 残った雪も無くこちらの方はあまり雪は降らなかったのでしょうね、久々に見慣れた牧草地の風景に変わりました。 フェッラーラに到着! 雨も降ったりやんだりのかなりめんどくさい天候、駅から中心街まで歩いたら意外に距離もあった上に、更に街中を歩き続けなければなりません。 昼前と言う事もあり、お店が閉まる前にいろいろ見て回らなければなりません。 駆け足で街中を歩いたら、足がパンパンになり少し息切れ状態(^_^;) 雨のエステンセ城 ここフェッラーラは町の中心に位置するこの城は、エステ家の城(Castello Estense)と呼ばれており、その名が示すとおり、中世にフェッラーラを治め、都市国家として発展させたエステ家の居城でした。城の建設は1385年、エステ家によってこの町が統治されるようになってからすぐに、ニコロ2世によって始められました。 -ネットより- さて、大聖堂(Cattedrale)は、エステ家支配以前の、12世紀アデラルディ家の時代に建設されました。フェッラーラの守護神サン・ジョルジョを奉っている、中世期を代表する建造物です。ファザードは、大理石を使った3尖塔式で、回廊が何層にも重なるようなユニークな形をしているそうです。 -ネットより- 入口の装飾 柱を支える男、実際これぐらいの重労働者の方々がいたのですかね? ドゥオーモ内は今まで見た堂内と違い、シャンデリアで照らしており教会に訪れる人達の心を成熟した気持ちと優雅な気持ちにさせてくれ、また一つ違った人の心の捉え方を学びました。 月曜日はレストランの休みも多く、ようやく見つけた幾つかのレストランから選び、入店しました。 地元が発祥のパン、人型?のコッピア フェラレーゼ 彼は入店時に私達をとびきりの笑顔で迎えてくれ、私達入店後には後から後から来るお客様に、どれだけ忙しくても笑顔笑顔笑顔って言うぐらい、気持ち良いサービスをしていました。 お料理の特徴としては、この地域にもカボチャのラビオリがあり、ボローニャ風ミートソースがありましたが、ラビオリにはこの土地の辛めのサルシッチャのミートソースを合わせるのが地元流らしいです。 フェッラーラから数十キロ真左に離れたマントヴァ地方では、以前紹介した様にカボチャと特産品のモスタルダ(マスタード風味のフルーツ・野菜のジャム)を合わせたラビオリが主流で、この地域でも入れていると思い彼に聞いて見ると、なんでそれを入れるんだ?って顔で、とんでもない、モスタルダなんて入れないよ!って、当たり前の顔で答えてくれました。 確かにカボチャの味付けには、ナツメグが多く感じられた上に、ミートソースの味付けが、真下へ数十キロのボローニャ地域とはまた一味違う味の濃さを感じました。 その様な味付けのソースには、中のカボチャの味付けに違いが出るのは必然なんでしょうね。 特産、風土が違うなら味付けは当たり前にかわりますよね。 肉質も良い子羊のアッロースト、炭火の香りがとても食が進みました。 味の薄いジャガイモのピューレに味の濃い地元特産の味付けのサルシッチャの煮込み、一緒に食べると塩っ辛い味のサルシッチャを円やかなジャガイモが取り囲み、なんとも美味しい料理でした。 トルタ ディ タリアテッレ 上にパスタが乗り焼かれた焼き菓子 ちょっとアーモンドがポロポロ過ぎて、食べづらかったのが特徴です。 ゆかちゃんブオーノポーズ! 古い街の顔を見せる横道 知らぬ間に雨も上がり青空も見え、春の風を一足早く感じる瞬間でした。 大砲 弾 ディアマンテの館(Palazzo dei Diamanti)という名前は、外壁を覆う石がダイヤモンドの突起状をしていることにちなんでいるそうです。ロッセッティの作品で、2000個もの白を基調色とした大理石の突起で覆われた建物は、赤レンガ色の建物がほとんどを占めるのこの町では、ひときわ異彩を放っている印象を受け、非常に新鮮な気持ちで見ることが出来ます。 -ネットより- 丸石畳、この街並みの中歩き続けると足腰が鍛えられます。 幼い時から当たり前に生活しているこの様な環境で、イタリア人は足腰が鍛えられスポーツなど世界で活躍する人達が多いのかなって思いました。 ゆかちゃんも頑張って鍛えています。 3点2点3点3点5点・・計16点!! 夕暮れも近づき、朝・昼・夕と違った顔を見せてくれた大聖堂 駅まで帰り道の夕暮れ 下調べの無さが出ました。 ボローニャの市場みつけました。 おまけ 子供に対する環境が良いせいか、夕暮れに写っていた丘の塔の中には、最初、宝島と訳してしまいましたが、isola del tesoro 愛する子供達の島の方があっているかなと感じました。 塔の建物の中には年齢に別れ子供達の遊び部屋が用意され、親御さん達も一緒に遊んでいました。
by 173-castagno
| 2015-02-17 06:50
| エミリアロマーニャ研修2015
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Comments(2)
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カフェシーン
at 2015-02-19 09:40
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素敵な絵葉書届きました!ありがとうございます^o^
こちらまで旅の気分になるブログも楽しませてもらっています。お気をつけていい旅を!
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173-castagno at 2015-02-21 02:06
マスター
コメントありがとうございます。雪もほとんど溶けてイタリアも少しずつ春が近づいてきています。また帰ってマスターの美味しい珈琲を楽しみにしています。由香 |
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