2016年 09月 24日
カスターニョも所属するWASABi静岡 (旧名 わさびの会)料理人や他方面の食に携わる方達と食について学び合う会です。 今月は大学機関の先生方と繋がりのある中、静岡県立大学食品栄養科学部食品衛生学研究室 准教授/増田修一先生にお願いして講義をしていただきました。 WASABi静岡のメンバー以外にも管理栄養士の若い方や県大の食品に関わる生徒さんにも講義を受けていただき、料理人とも交流を深めて頂くという形で行われました。 まず、なぜこの講義の企画を進めたかは、メンバーの一人から添加物について勉強したいという案から、講義まで企画を進めました。 私は添加物について、あまり深く考えた事が無かったから、とても興味が湧きました。 考えた事が無かった理由として、漠然と添加物を悪く見てたり、商品のラベルの裏の表示にもあまり気にする事なくいた事も理由の一つです。 改めて、添加物に関する本など読み始めていくと、興味を引く中に安全性を考えなければいけない事に気づかされました。 今更とお思いの方もいるとは思いますが、今更なのです。 漠然と使わないからとか、食べないしぐらいしか考えていなかった為、この世の中どれだけの添加物が使われているか、知るきっかけにもなりました。 今回は添加物が良い悪いという観点ではなく、添加物とは何かという構えで講義を受けました、構える姿勢により向き合い方考え方が柔らかく考え感じる事が出来た様にも思えます。 この内容については、WASABi静岡のホームページへ記載してありますので、皆様そちらをご覧になって下さい。 http://www.wasabi-shizuoka.com/blog WASABi静岡で検索してみてください。 講義の趣旨、内容、メンバーの感想なども載せてあります。 お店にも先生からいただいた、資料なども置いてありますので興味のある方お手に取って読んでみて下さい。 読んでくださるお客様がいるので、やはり皆様普段からご興味があるのですね。 自分が感じた感想はこのような事でした。 今後も食品に関する内容や生産物に使われる様々な物についても学んでいきたいと思います。 稲見の感想 ①添加物とは何か?ココを今まで理解していなかった為、 漠然と(添加物)と言う言葉を完全否定している自分がいました。 にも関わらず、なんらかの食品にも使われているのに、自分に基準を勝手に作り 否定せず利用していたのも事実です。 ②そして、太古の昔からリスクを負いながらも、生き抜く為に食材を腐らせない方法や保存方法を見つけだし 現代へ繋がり、そして添加物と言う方法も未来に繋げる一つの方法に過ぎないのかもしれません。 そして解明されていない部分でこれから更にリスクを負い、その中からより良い方法も見つけるのだとも思いました ③ただ、自分は添加物による味の添加や味の変化には、まだまだ違和感を感じています。 それは自然な物では無く不自然(人工的)な物なのかもしれないというところです。 自然界のの菌には良い物もあれば悪い物もあります、どちらに転ぶかで良くも悪くもなりますが、 強制的に良い方へ仕向けてしまうと、後から悪い物が現れて来てしまうのではと言う不安です、 事実、自然の力だけだと時間がかかります、時間を短縮して物を作ろうとしたり、本来は腐敗する物のが 腐敗せずに長持ちしてしまったり、考えれば考えるほど正直怖いです。 味にも変化が出ます、ゆっくり発酵や熟成した物は心地いいほどの香りと美味しさが生まれますが、 それには反する物には味に物足りなさが生じたり、違和感のある香りや味に変化しているのではと思っています。 今回の講習をきっかけに、更に衛生学や自然学などもう少し学び、自分なりに考えて行きたいと思います。 ただ、自分は少し自然派(アナログ的)寄りで考えを持っていたいと思います。 おまけ お客様からいただいた、福山のお土産のお菓子 今まで食べたお土産菓子の中で美味しいと思ったお菓子でした。 表示を確認すると保存料などの添加が書かれていない為、直ぐに召し上らなければいけなかったのですが、添加物による味の変化などなく、素直に美味しいと感じる味でした。 確かに食品とは直ぐに食べる事が当たり前なのかもしれませんよね。 日持ちしてしまう時点で少し怖い気もしますね。
by 173-castagno
| 2016-09-24 08:32
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