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小さな港町、用宗の日々

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2017年 03月 27日

あっと言う間の時間だったパルマ祭

あっと言う間に楽しい時間が終わってしまいました。

カスターニョと西村 明美さんによるパルマへの小さな旅、参加されたお客様方いかがでしたでしょうか?

二日間に分け開催されたこの企画
カスターニョの12周年の感謝の気持ちも入れさせていただき皆様と楽しめた時間でした。
初日冒頭の挨拶で、ちょっとしたハプニングもおき、男46歳となると脆い部分が出てしまいます。お恥ずかしい一面でした。17名様の心にしまっといて下さいσ(^_^;)

チョットイタリアの田舎っぽいレストランの飾り付け
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イタリアを代表する食材の数々を育む地域パルマ、明美さんがパルマで感じた感動を少しでも日本の皆様にお伝えしたいとの思いが込められた内容だったと思います。

彼女との出会いは2年前の2月、カスターニョの10周年企画で訪れたイタリアのエミリア ロマーニャ地方巡りのパルマ時間、当日大雪に見舞われ生産者訪問が出来なくなるハプニングもありました。
時間に余裕を持つカスターニョの大きな旅では一週間時間をずらし、パルマの生産者へ訪問、とても伝統を感じる事の出来た時間でした。

その際に学べた時間と明美さんの友人のメリーさんの家庭料理の料理教室への参加で、さらに明美さんの人柄やお互いを知る事が出来ました。

彼女は昨年、カスターニョにも食事に来て下さり、カスターニョの味を知った上で今回の企画が持ち上がりました。

昨年秋よりメールと電話でやり取りを続け、どのようにお客様を喜ばせれるか、パルマの食の味・伝統・歴史・文化を伝えられるか、時間をかけ準備をして参りました。
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パルミジャーノの製法や歴史
プロシュットの環境
クラテッロとの製法の違い
ワインの風土と製法、料理との組み合わせなどなどの資料もしっかり用意していただき、さらに現地に住み日常に味わっている美味しさを、明美さん本人からお客様へのプレゼンテーションはとても気持ちが込められました。
食材がどのように生産や保存・加工・熟成をされたか知り、さらに形を変えた食材が調理され、お皿の上で料理として提供されます、空間や会話のスパイスが加わり美味しい食事が成り立ちます。
当たり前の事ですが、とても大事な事だと思っております。
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お話が長くなってしまいました、明美さんと今回のお料理のご紹介です。
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※パルマの食と生活 (明美さんのブログ)
http://marchesell.exblog.jp/



まずはアンティパストの(丘の上で個人で小さく生産されている)プロシュット クルード24ヶ月、極薄にカットする事で頬張った瞬間にした上で溶ける食感と旨味が広がる味わい。
そして霧に育まれて36ヶ月熟成された生ハムの王様クラテッロ、ビッシリ熟成に必要な菌が壁全体に広がり、肉へ美味しさの変化を作り出します。
さらに味わい豊かな牛の乳と作り手の技術の賜物 、30ヶ月熟成のパルミジャーノ レジャーノ。
パルマで産まれた者同士が、ランブルスコというワインで絶妙なコントラストを生み出します、土地で生まれ育ったお互いの味が力を合わせて、世界へ飛びだった感じです。

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クラテッロ(o^^o)
熟成の香りはカンティーナの香り!
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これまた、一緒に味わうとハムの美味しさが増すトルタフリッタ(揚げパン)
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会話も弾みながら、パスタ料理へ移っていきます。



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続く




by 173-castagno | 2017-03-27 22:19 | Comments(0)


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